長女は現役の時も浪人の時も「推薦入試」を受験しました。
「推薦入試」を受験するにあたって、受験をした方が良いのか、一般入試に専念した方が良いのか、悩んだ理由をお伝えします。
「推薦入試」のメリットとデメリット
我が家は、長女は「推薦入試」を受験しましが、次女は「推薦入試」は受験せず、「前期試験」を受験しました。
「推薦入試」のメリット
長女が「推薦入試」を受験したいと思った理由です。
- 希望する大学の受験機会が増えること
- 「志望動機」を書くことで、その「大学」「学部」への思いが、より一層強くなる
- 学科試験の試験の他に面接や小論文で勝負できる
「推薦入試」は「前期試験」の前に行われます。
「前期試験」の一発勝負時で、体調不良などにより、最高のパフォーマンスが出せない場合もあります。
自分の中でどうしても行きたい「大学」や「学部」が決まっていれば、「推薦入試」と「前期試験」の両方で受験出来ます。
そして「推薦入試」は、あらかじめ提出する書類に「志望理由書」があります。
「この大学に行きたい理由」「この学部に行きたい理由」です。
モチベーションの上昇に繋がるでしょう。
あと「推薦入試」では、学科試験の他に「面接」や「小論文」等があります。
医学部では「前期試験」の際も面接はありますが、それ以外の学部は「前期試験」の際の面接は、ほとんどないと思われます。
自分がどんな人間かを知ってもらうために、自分自身をアピールできるチャンスです。
「問題文を理解して読めているか」・「問いに対しての答えが的を得ているか」が求められます。
この小論文での受験は、「推薦入試」の他に「後期試験」で課せられることも多いです。
志望校合格の為に「推薦入試」を受験するメリットをまとめました。
- 「前期試験」の前に「推薦入試」の受験機会がある。
- 「志望動機」が必要になり、それによってモチベーションが上げる
- 「面接」や「小論文」など、「学科試験」以外で受験する
「推薦入試」のデメリット
続いて次女が「推薦入試」を受験しなかった主な理由です。
デメリットという言葉になりますが、その理由をお伝えします。
- 出願期間が秋頃に多いため、それまでに志望大学の決定の必要がある。
- 面接や小論文の対策に時間を割くので、共通テストや前期試験の対策に不安が残る
「前期試験」では、共通テスト後の自己採点で、志望校を決定します。
「推薦入試」では、出願期間(夏頃~秋頃が多い)までに志望校を決定します。
それに加え、出願期間に間に合うように、志望理由書などの必要書類を仕上げなければなりません。
次女はその時期に、「医学部」の受験は決めていましたが、「受験校」を迷っていました。
ワンランクアップの大学を目指してみるかどうか…です。
と思いますよね。
そうですよね。
凄く迷いましたし、悩みました。
もし「推薦入試」で不合格であっても、「前期試験」で受験出来ますから。
しかし、その際に懸念されたのが、
「推薦入試」も「共通テスト」の結果が必要な場合がほとんどです。
「共通テスト」で点数が取れなかった時、「推薦入試」も「前期試験」も総崩れになる可能性があります。
次女がそのパターンでした。
塾の先生からこのような指導の言葉を受けました。
- 医学部にこだわるのか
- 大学にこだわるのか
- 医学部にこだわるということは「現役」を意識しているということです。
- 大学にこだわるということは「浪人」も視野に入れるということです。
次女は、出来れば現役で合格したいけれど、今からワンランクアップの大学をあきらめたくないと言うことでした。
結局次女が決めたのは、
です。
「推薦入試」を受験する際に留意して欲しいことをまとめました。
- 「推薦入試」の受験校決定は共通テストより前になる。
- 「推薦入試」の準備と対策の時間を要する
「医学部」「志望校」「現役」「浪人」「自宅通い」「下宿」
これらの中で色々な絡み合いが出てきます。
本当は、自分の志望校の医学部に現役で合格したいですよね。
でも、そんな思い通りにならないのが現実ですが、受験生が「合格」を目指して頑張っているのも事実です。
本当に頑張って欲しいです。
ひとことメッセージ
「推薦入試」であっても「一般入試」であっても、受験生も親も願うのは合格です。
どの方法を選択しても、後悔のないように全力で頑張ってください。
応援しています!