娘2人国公立大学医学部合格【地方公立出身のバリスポ娘】

スポーツで全国大会出場経験の娘2人が地方公立高校から国公立医学部へ合格までの受験サポート記

【受験日の体調不良対策】常備薬は必要ないなんて思わないで!

本番当日万全な体調で試験を受けるために、あらかじめ用意して頂きたい対策です。

 

 

 

 

 

試験当日の持ち物として常備薬は入れて頂きたいです。

 

考えられる体調不良の症状

 

考えられる主な体調不良の症状です。

 

  • 腹痛・下痢
  • 熱・頭痛
  • 花粉症
  • 乗り物酔い

 

試験前や試験当日は、緊張やそれまでの疲れで、体調を崩すこともあるかもしれません。

普段から、何かしらの症状が出る体質の人もいるでしょう。

あらかじめ、想定できる症状を把握し、それに備えて常備薬を用意します。

 

腹痛・下痢編

 

当日の緊張でお腹の調子が悪くなるのは避けたいですよね。

 

「ビリギャル」(1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話)の中で、テスト前に塾の先生から励ましでもらった缶コーヒーを飲んだら、テスト中にお腹が痛くなって途中トイレに行ってしまった場面があります。

 

自然現象なのでどうすることも出来ないですが、対策はしておきたいですよね。

実は次女は普段から、「お腹が痛くなる→下痢」の症状で悩まされていました。

模試中にも何度かトイレに行っていたようです。

そのため、症状を抑えるための常備薬として、どのようなものが良いか試してみました。

 

  • お腹が痛くなったら水なしで飲めるもの
  • 腹痛にならないよう事前に服用するもの

 

水なしで服用できる薬

 

次女が、試験中にお腹が痛くなる可能は、充分にありました。

ですので、机の上に置くか、リュックのポケットの取り出しやすいところに入れておいて、試験管に手を挙げ、服用させてもらうつもりでいました。

 

ポイント

「水なしで服用できる」薬をドラックストアで見つけました。

普段からカバンに入れていましたし、受験当日もそれを準備しました。

 

事前に症状を抑える薬

 

次女は、模試中もお腹が痛くなって何度かトイレに行っていたようです。

それでは時間が割かれてしまいますし、席を外すという行為がどのようにみなされるかも分かりません。

自然現象なので仕方がないですが、出来るだけ避けたいことです。

ですので、なんとかならないかとお医者さんに相談しました。

 

ポイント

事前に症状を抑えるお薬があるというので、処方してもらいました。

このお薬はお腹が痛くなった時でも、効果があるそうです。

 

効果や副作用を確認するため、模試の前日の夕食後服用することを何回か試しました。

結果は模試中に腹痛もなく、トイレも行かずに済んだようです。

ですので受験の前日の夕食後も、このお薬を服用して就寝しました。

おかげで、当日は腹痛・下痢にならずに無事受験を終えることが出来ました。

 

 

 

 

頭痛・熱編

 

次女は腹痛に加え、疲れてくると頭が痛くなります。

これは「市販薬」を使用しました。

ただ、一番気になったのは「眠気」です。

 

「頭の痛さ」「眠気」をどう対処したらいいのか…服用するタイミングを悩んでいました。

 

先ず市販薬で試したところ、本人にとって、「眠気」を感じず、「症状の効果」もあっったので、本番にはそれを持参することにしました。

「服用のタイミング」は、本人に任せました。

 

花粉症編

 

国公立大学の受験は花粉症の時期とも重なります。

 

ポイント
  1. 共通テスト → 1月の第2週目の土曜日・日曜日
  2. 前期試験 → 2月25日・26日・27日 (医学部は26日が面接・旧帝大は27日が面接)
  3. 中期試験 → 3月8日以降
  4. 後期試験 → 3月12日以降

 

次女は花粉症の症状もあります。

先ほどの熱・頭痛の症状での悩みと同じですが、「眠気」「症状」の兼ね合いに悩みました。

東大・京大に合格したお友達の対処法を聞いたところ、

 

「眠気で頭の回転が鈍るのは嫌だ。受験当日は絶対に服用しない」

 

「花粉症の症状では頭が回らない。服用してスッキリした方が良い」

 

と、本当に様々な意見でした。

でも、それぞれ東大・京大に合格しているので、どちらも間違ってはいない?!ようです。(笑)

我が家はこのような対策をとりました。

 

  1. 腹痛・頭痛の症状を先に抑えたいので、花粉症の薬の服用は最終手段にする。
  2. 花粉症の症状を抑える為に、「マスク」「目薬」・「鼻の洗浄」を徹底し、洗濯物は外に干さない。

 

コロナ禍のため、マスクを日常的にしていたのもあってか、「前期試験」時には症状が現れずにすみました。

次女は中期試験・後期試験を受験していませんが、日程的にその時期は花粉症の症状が出ていたと思われます。

もし症状がひどかったら、あらかじめ病院で処方されていた花粉症のお薬を、前日の寝る前に「夜のみ服用」するお薬を使うつもりでいました。

勿論、1年前から医師と相談して「朝晩服用」や「夜のみ服用」など色々な方法で、効果と副作用を試した結果の選択です。

 

乗り物酔い編

 

次女は乗り物酔いもあります。(笑)

もう、なんでもありですよね~(笑)

先ほどの「花粉症編」でもお伝えしましたが、次女には「腹痛」・「頭痛」の症状もあるので、「乗り物酔い」の薬の服用の優先順位を下げたいのです。

次女は、「共通テスト」時は電車でしたので、乗り物酔いは大丈夫でした。

「前期試験」はタクシーを使いましたが、タクシーに乗車の際は助手席に乗り、窓を少し開けさせてもらいました。

気分が悪くなることなく、会場に到着出来てホッとしたのを覚えています。

受験当日のトラブルで、体調不良の他にも予測できる事柄とその対策をまとめました。

是非参考にして頂きたいです。

 

yume-maru.com

 

 

 

 

薬を携帯する時のワンポイントアドバイス

 

ポイント
  • 固めのポーチに入れる
  • 小袋に分けてマジックで記入する

 

固めのポーチに入れる

 

お薬をミシン目で切り離してポーチに入れていたら、リュックの中の参考書はお弁当に押しつぶされて飛び出ていたり、粉々になったりしていたのです。(笑)

ですので、100円ショップで固めでマチがあるポーチを購入しました。

 

 

他にも、蓋が閉めることのできる小さめの「缶のケース」や「プラスチックケース」でも良いかと思います。

とりあえず、お薬が押しつぶされなければ!(笑)

 

小袋に分けてマジックで書く

 

お薬を箱ごと持ち歩けば「粉々」になることはないでしょうが、次女の場合、「腹痛・下痢・頭痛・熱・花粉症・乗り物酔い」の体調不良を想定しなければならなかったので、箱ごとでは量が多すぎます。

それで考えたのが、ジッパーのある小袋にマジックで書いてポーチに入れる方法です。

 

 

こんな感じです。

1回につき、何錠服用するのかも大事ですよね。

これをポーチに入れて、リュックの一番取り出しやすい箇所にしまいました。

 

自分に合う常備薬を確認しておくこと

 

本番の対策として大切なのはここからです!

 
  • 事前に試すこと
  • 病院で処方してもらう時のアドバイス

 

事前に試すこと

 

ポイント
「薬の服用にあたって、効力や副作用を事前に試して確認しておくことです。

 

個人差がありますから…

その確認が直前ではリスクがあります。

病院に行くのも時間的に大変になってきますし、ここからの模試は一つ一つが大事になってきます。

焦ることはないと思いますが、出来る限り早めに対処法を考えた方が良いですよね。

 

今のうちに本人に合う常備薬を見つけておくことをお勧めします。
そして、服用のタイミング優先順位を決めておくと、冷静に対処出来ることでしょう。
 

何より「お腹が痛くなったらどうしよう?」と不安な気持ちでは集中できません。

お守り代わりの「安心材料」として、いざという時に備えましょう。

 

病院で処方してもらう時のアドバイス

 

私が病院で娘の薬を処方してもらう時、何回も医師に確認した事項です。

 

ポイント
  • 「受験です」
  • 「眠くなりませんか?」
  • 「どのような副作用がありますか?」

 

しつこく何度も尋ねていまいました…。

でも「受験生」と伝えることで、

 

  • 「効力」「副作用」の優先順位を考えてくれます。←お医者様もかつては受験生でしたものね。
  • 処方してくれる薬の量を考えてくれます。なるべく頻繁に病院に行かなくていいように処方できる最大の量を考慮してもらえました。←その時点で出来る最良の事をして頂けます。

 

おかげで?!共通テストの時も二次試験の時も、体調を崩すことなく無事終えました。

あと、女の子は体調が安定しないこともありますよね。

お薬の服用であらかじめ調整することも出来るようですので、一度お医者様に相談してみてはどうでしょうか。

その場合も早めに試してみて、効力や副作用等の確認をしておいた方が良いと思います。

受験生本人は、なかなかそこまで気が回らないものです。

 

親が出来る大切なサポートの一つですよね。

 

常備薬が必要なくても必需品

 

次女はあらゆる体調不良の症状の持ち主でしたが(笑)、長女は実は何一つお薬を持って行きませんでした。

たまたま何事も無かったから良かったですが、うっかりしていました。

私のミスです。

「頭痛薬」・「腹痛薬」くらいは準備が必要だと思います。

 

ポイント
  • 受験生であること
  • 眠くなる成分の有無
  • その他の副作用の有無
  • いざという時の備えである

 

以上の事柄を、ドラックストアなどの薬剤師さんに伝えると、最も適切であろう「薬」を選んでくれると思います。

 

ひとことメッセージ

 

今日まで「受験」のためにどれだけ時間を費やして来たでしょう。

それは子供だけではありません。

受験生をサポートしようと頑張ってきた親御さんも同じです。

当日万全な体制で「受験」できるよう、一生懸命サポートしてきました。

ただどれだけ万全な対策をしても、絶対はありません。

でも大丈夫です。

親のサポートを充分に受けてきた子供達は、最後まで手を尽くし、あきらめることはしないでしょう。

あきらめなければ、必ず「次」に繋がる未来を手に入れれるはずです。

応援しています!一緒に頑張りましょう!