本人に秘訣を聞いてみました。
「共通テスト」本番は、今までの模試の傾向と全然違う科目もあった。
でも全体(問題の最初から最後まで)を見て、時間などの配分を組み立てなおした
そうです。
本番で勝負強くなるために
初めて臨んだ共通テストで過去最高点が出せた理由と、お子様が本番で力を発揮できるよう、
- 子供が出来る対策
- 親が出来る対策
をお伝えします。
子供が出来る対策
次女の受験は、センター⇒共通テストに変わった年でした。
過去問がありません。あくまで「予想問題」です。
色々な共通テスト予想問題集を購入しましたが、表題に「予想問題」と書いてあっても、そのほとんどは「センター試験時の模試の過去問」だったりしたのです。
結局頼るところは一冊に数問しか載っていない「予想問題」だけでしたが、これも当てになるのかならないのかすら分からない…。
でも!
それに!
次女は受験期の秋を過ぎてから模試の得点率が5%くらいずつ上がっていきましたが、その対策の一つに
実際共通テストの「英語」の問題に目を通した時、今までの模試と
- 「問題数が違うこと」
- 「長文が今までより長い!」
ことに気づいたそうです。
と言っていました。
その手順をふんだことで、次女の共通テストの英語の得点率は9割を超えたのです。
ただこの判断が出来たのは、
だから、今までの傾向と違うことに気が付けたり、単語の難易度が分かったり出来たのです。
前述しましたが、頼るところは数少ない「予想問題」です。
その問題を
- 何度も何度も、問題を見れば答えが出て来るくらい、解き直しました。
- それと同時に、問題全体を把握して気持ちを落ち着かせ
- どの問題をどんな時間配分で取り組むかの練習の為に過去問を20回ほど繰り返しました。
高3まで部活のバスケットをしてきた娘です。
残された限りある時間との勝負です。
夜のまとまった時間は、時間配分の練習に使い、通学途中の電車の中や、駅での待ち時間のスキマ時間を見つけて「単語」や「地理」を覚えていました。
親が出来る対策
次女はセンター⇒共通テストへ変わった第1回目の受験者でしたが、この経験をふまえて親御様にお願いがあります。
これからの時代の変化に「大変だ!可哀そう!」と思う気持ちにもなるでしょうが、
子供達には
- 言葉にするのを控えるか
- 違う形で伝えるか
にして頂けたらと思います。
もし親の私達が「過去問」もない、あなた達は「大変だね!可哀そうね!」と言い続けていたら、次女にとっても「可哀そうで大変な」共通テストになっていたでしょうね。
「大変で可哀そうな」テストの印象のまま本番を迎えても、ベストなパフォーマンスが出来るとは思えません。
それは、
みんな条件は同じなのです。
条件の優劣関係なく、同じ土俵で戦えるのです。
挑んでください!
数年後共通テストに「情報」の科目が加わります。
確かに「変化」に対応するには相当の労力が必要になるでしょう。
でもその時も、皆同じ条件での受験になります。
「黒子のバスケ」というバスケットのマンガがありますが、そのワンシーンに
「過去の結果で出来るのは、予想までです。勝負はやってみないと分からないと思います。」
引用「黒子のバスケ」
という名言があります。
過去に大差で敗れた相手チームに言った主人公の言葉です。
この言葉が言えるのも、それだけの努力をしてきたからだと思います。
その「努力」が自分の「自信」にもつながります。
だからこそ、どんな状況にでも応じる力がつくのでしょう。
ひとことメッセージ
自信につながるまで「努力」を重ねれば、どんな状況にも対応できる力がつきます。
勝負はやってみないと分からない!
応援してます!頑張ってください!