娘2人国公立大学医学部合格【地方公立出身のバリスポ娘】

スポーツで全国大会出場経験の娘2人が地方公立高校から国公立医学部合格の受験サポート記

【共通テスト初年度の年で受験】本番で過去最高得点に導いたもの

本人に秘訣を聞いてみました。

「共通テスト」本番は、今までの模試の傾向と全然違う科目もあった。

でも全体(問題の最初から最後まで)を見て、時間などの配分を組み立てなおした

そうです。

本番で勝負強くなるために

初めて臨んだ共通テストで過去最高点が出せた理由と、お子様が本番で力を発揮できるよう、

 

ポイント
  1. 子供が出来る対策
  2. 親が出来る対策
 

をお伝えします。

 

子供が出来る対策

 

次女の受験は、センター⇒共通テストに変わった年でした。

過去問がありません。あくまで「予想問題」です。

色々な共通テスト予想問題集を購入しましたが、表題に「予想問題」と書いてあっても、そのほとんどは「センター試験時の模試の過去問」だったりしたのです。

結局頼るところは一冊に数問しか載っていない「予想問題」だけでしたが、これも当てになるのかならないのかすら分からない…。

でも!

 

今年の受験生は皆条件が同じです!

 

それに!

 

初めから分かっていた事です!
 
だから!
 
やるしかない!

 

次女は受験期の秋を過ぎてから模試の得点率が5%くらいずつ上がっていきましたが、その対策の一つに

 

ポイント
「問題を始める前に最初から最後まで目を通す」
 
ことをしたそうです。
今まで点数が取れなかった原因の1つに「次の問題が気になって今の問題に集中出来なかった」ことが分かり、
その対策として
 
全体を把握することで気持ちを落ち着かせて、「どの問題からどんな時間配分で取り組むか」を練習しました。

 

実際共通テストの「英語」の問題に目を通した時、今までの模試と

  • 「問題数が違うこと」
  • 「長文が今までより長い!」

ことに気づいたそうです。

 

でも長文は長いけれど、使われている単語は今までの模試より易しかったので、それもふまえて、それぞれの大問に対する時間配分を構成し直した

 

と言っていました。

その手順をふんだことで、次女の共通テストの英語の得点率は9割を超えたのです。

ただこの判断が出来たのは、

 

ポイント
それだけの量をこなしてきたからです!
 

だから、今までの傾向と違うことに気が付けたり、単語の難易度が分かったり出来たのです。

前述しましたが、頼るところは数少ない「予想問題」です。

その問題を

 

  • 何度も何度も、問題を見れば答えが出て来るくらい、解き直しました。
  • それと同時に、問題全体を把握して気持ちを落ち着かせ
  • どの問題をどんな時間配分で取り組むかの練習の為に過去問を20回ほど繰り返しました。

 

高3まで部活のバスケットをしてきた娘です。

残された限りある時間との勝負です。

夜のまとまった時間は、時間配分の練習に使い、通学途中の電車の中や、駅での待ち時間のスキマ時間を見つけて「単語」や「地理」を覚えていました。

 

親が出来る対策

 

次女はセンター⇒共通テストへ変わった第1回目の受験者でしたが、この経験をふまえて親御様にお願いがあります。

これからの時代の変化に「大変だ!可哀そう!」と思う気持ちにもなるでしょうが、

子供達には

 

ポイントル
  • 言葉にするのを控えるか
  • 違う形で伝えるか

 

にして頂けたらと思います。

もし親の私達が「過去問」もない、あなた達は「大変だね!可哀そうね!」と言い続けていたら、次女にとっても「可哀そうで大変な」共通テストになっていたでしょうね。

「大変で可哀そうな」テストの印象のまま本番を迎えても、ベストなパフォーマンスが出来るとは思えません。

それは、

 

自分から「やってやる!」の挑みの気持ちではなく、「やらされている」義務感になるからです。

 

みんな条件は同じなのです。

条件の優劣関係なく、同じ土俵で戦えるのです。

挑んでください!

数年後共通テストに「情報」の科目が加わります。

確かに「変化」に対応するには相当の労力が必要になるでしょう。

でもその時も、皆同じ条件での受験になります。

 

親である私達は「でーん」と構えて、でも出来るだけの情報は集めれば、その時の最善の対策は出来ると思います。

 

「黒子のバスケ」というバスケットのマンガがありますが、そのワンシーンに

 

「過去の結果で出来るのは、予想までです。勝負はやってみないと分からないと思います。」

引用「黒子のバスケ」

 

という名言があります。

過去に大差で敗れた相手チームに言った主人公の言葉です。

この言葉が言えるのも、それだけの努力をしてきたからだと思います。

その「努力」が自分の「自信」にもつながります。

だからこそ、どんな状況にでも応じる力がつくのでしょう。

ひとことメッセージ

自信につながるまで「努力」を重ねれば、どんな状況にも対応できる力がつきます

勝負はやってみないと分からない!

応援してます!頑張ってください!