娘2人国公立大学医学部合格【地方公立出身のバリスポ娘】

スポーツで全国大会出場経験の娘2人が地方公立高校から国公立医学部へ合格までの受験サポート記

【受験の宿泊準備】良い環境が確保できる予約方法とホテルでの過ごし方

大学受験においては、二次試験で宿泊を伴う受験生も多いでしょう。

受験校を今から決めている人もそうでない人も、子供たちが万全で受験に臨むために「宿泊に関する情報」をお伝えします。

 

特に医学部志望者は「学部」にこだわるため、共通テストを終えて予備校の「リサーチ」結果をもとに受験校を決める可能性があります。

 

全国行脚の可能性だってありますよね。

その時になって、宿泊先の確保に困らないよう、そして宿泊先確保のためのポイントです。

 

 

 

 

より良い環境での宿泊先の確保のために

 

ポイント
受験する可能性のある大学全て周辺宿泊施設をあらかじめ調べておくと良いと思います。

 

そして、少しでも受験の可能性のある宿泊施設は予約しておくことをお勧めします。

宿泊先には申し訳ないですが、キャンセルはいつでも出来ます。

キャンセル料って、割と直前までかからないものですから…。

宿泊施設の確保の際のポイントです。

 

  • 大学までのアクセス方法と時間
  • 宿泊施設の予約の時のポイント

 

注意!

必ず試験会場の確認を!キャンパスが分かれている場合は特に注意です

医学部のキャンパスが会場とは限りません!

次女も実際の試験会場は医学部キャンパスではなく、本学の方の校舎でした。

 

大学までのアクセス方法と時間

 

出来る限りアクセスが良くて近い方が良いですよね。

長女も次女も最寄りの主要駅のホテルにしました。

当たり前ですが、環境の良い宿泊施設から満室になっていきます。

 

2人ともホテルから試験会場までの公共交通機関が少し不便だったので、試験会場までタクシーを使いましたが、天候不順も考えて(この時期雪の可能性あり)、バスや電車などの時間も調べておきました。

 

注意!

タクシーは公共交通機関ではないため、悪天候など交通機関側のトラブルでの遅刻の証明ができません。

 

絶対に遅刻をする事のないように、万が一に備えて以下の事前準備をしました。

 

ポイント
  1. 宿泊施設から試験会場までの複数のルートの確認
  2. それぞれのルートでの所要時間
  3. 宿泊施設の出発時間を逆算する

 

宿泊施設から試験会場までのルート確認

 

ルートの中に、電車・バスなどの公共交通機関を必ず入れて頂きたいと思います。

 

なぜなら先ほども述べましたが、公共交通機関の悪天候などによる遅延は「遅延証明証」によって救済措置がある可能性があるからです。

 

ですので、電車・バスが大幅に遅れた場合は必ず「遅延証明証」をもらってください!

本来なら公共交通機関が望ましいのですが、2人の娘達は、ルートの所要時間などを考慮して「タクシー」にしました。

 

ただ電車・バスのルートも確認し、道中でトラブルが生じた場合を考えて電車・バスのそれぞれの停車駅も確認はしておきました。

 

長女の大学では、試験当日主要駅から試験会場まで、受験者用の臨時バスも増便されていました。

受験校のホームぺージで、アクセス方法を確認されると良いかもしれませんね。

宿泊施設によっては、その宿泊施設からバスで試験会場まで送ってくれる所もあるらしいです。

 

それぞれのルートでの所要時間

 

ルートが分かったら、それぞれの所要時間の確認です。

乗り換えの時間は、最短で決めるのは止めました。

余裕を持ってのプランにします。

そして、第1候補から3パターンほどを絞りました。

 

宿泊施設の出発時間を逆算する

 

ホテルの出発時間は、万が一を想定して、電車・バスなら2本・3本遅れても間に合う時間にしました。

娘達は公共交通機関では少し不便でしたので、タクシーを手段にしましたが、集合時間の1時間前には到着出来るようにプランを組みました。

2人共、1時間以上前に受検会場に到着しましたので、長女は待機場所の食堂で一緒に過ごし、次女はコロナで会場には本人しか入れなかったので、タクシーを近くのコンビニに停めてもらい、車内で私と待機しました。

 

 

 

 

宿泊施設の予約の際のポイント

 

宿泊施設を予約する際のポイントをお伝えします。

 

ポイント
  1. 宿泊施設の予約する時期
  2. 宿泊施設の見つけ方
  3. 宿泊施設の予約のポイント
  4. 宿泊施設の確保の際の子供との注意点

 

宿泊施設の予約の時期

 

早い人は1年前から宿泊施設の予約をします!

 

前期試験は2月25日・26日(医学部は26日に面接試験)と決まっているからです。

 

東大・京大を受験したお友達から、希望した宿泊施設の予約が出来なったと聞いていたので、私も1年前に予約をしました。

※1年前からの予約はネットでは出来ないかもしれません。

私はホテルに直接電話をしての予約です。

でも、「医学部」はキャンパスが他学部と分かれていることが多く(大学病院に併設されるため)、そんなに焦らなくても宿泊施設は確保出来そうでした(笑)

 

ただ医学部もキャンパスが一緒の総合大学は、他学部の受験生もいるため、早めの確保が良いかもしれません。

 

あせらせてしまいましたが、「共通テスト」後に志望校変更による動きがあります。

宿泊施設のキャンセルは出るはずですので、直前になっての宿泊施設の確保も出来るようです。

京大を受験したお友達も、夏から秋頃に予約をした際、立地条件の良いところが確保出来なかったそうです。

でも「共通テスト」後に部屋の空きが出たので、結局希望のホテルの確保が出来たと聞きました。

 

宿泊施設の見つけ方

 

私はネットで探しました。

受験校の生協で申込み出来る学校もあります。

生協でも検索はしました。

学校のお勧めだけあって、立地条件・値段などはどれも無難だと思いました。

私がネットで探した理由は、生協では1年前からは申込出来ないからです。(笑)

ただ共通テスト後に受験校を変更した際、時間なく探したい場合は、生協に頼る方法はありだと思います。

 

宿泊施設の予約のポイント

 

ポイント
宿泊施設の予約際、「受験生」と伝えてください。

 

その宿泊施設に見合った提案をしてもらえます。

我が家でそれを伝えたメリット

 

  • スタンドや加湿器・毛布を部屋に用意してくれた。
  • 道路などの音に配慮して上層階にしてもらえた。
  • 主要駅の近くだったので、音の配慮で線路側でなく反対側の部屋にしてもらえた。
  • モーニングコールの提案があった。

 

なかなか自分達では気が付けなかったことばかりだったので、本当にありがたかったです。

私立の中高一貫校のお友達の話では、部屋の環境が悪かった(隣の騒音など)場合に備えて、違う階の部屋を2つ予約しておく人もいるです!

我が家はそんな余裕はありませんから(笑)、ただひたすら宿泊施設の配慮に感謝して過ごさせてもらいました。

最近は心配ありませんが、コンビニが近くにあるのはとても良かったです。

長女も次女も前泊をしたので2泊したのですが、朝食2回分昼食2回分をコンビニで用意しましたし、気分転換におやつを買いに行ったりも出来ました。

 

宿泊施設の確保の際の子供との注意点

 

ポイント
子供と受験校の見解が一致している上での宿泊先を確保すること

 

子供が志望する大学の宿泊施設の予約なら良いですが、親の思いが先走って勝手にあちこち予約してしまうと、子供の「やる気喪失」に繋がりかねません。

我が家もそうでした。

子供が「親に受験校を決められている」と思ってしまいますよね。

それは偏差値云々に関わらずです。

でも事前準備は必要ですから、我が家のとった方法も踏まえて対策方法をお伝えします。 

 

  • 本人の志望を尊重した上で、「大学」にこだわるのか「医学部」にこだわるのか。
  • 「大学」にこだわるなら宿泊先も1か所だけに。(親も覚悟する)
  • 「医学部」にこだわりたいなら、あらかじめ多方面の宿泊施設の確保をすることのメリットを話す。
  • 子供と一緒に大学の候補を決める。

 

今の時期は成績も伸びずに子供もイライラしていて、なかなか話も出来ないこともあるかと思います。

そんな時は、無理にその話題を持ち込まず、親がある程度リストアップしておけば、「共通テスト」後もスムーズに動けるのではないでしょうか。

娘2人の医学部志望までの経緯です。

 

yume-maru.com

 

 

 

 

前期試験の次には中期・後期試験もある!

 

そして忘れてならないのが、

 

ポイント
「中期試験」・「後期試験」の宿泊施設の準備です。

 

「中期試験」・「後期試験」を受験出来る大学の数が少ないため、宿泊施設の予約は殺到します。

ただ!「共通テスト」後の志望校変更や、「前期試験」後の合格発表でかなりのキャンセルが出ると思われるので、あせることはないと思いますのでご安心を。

でも、準備しておくことで「安心」出来ますし、受験直前の子供が1番大変な時に、「宿泊先の確保」にかけてる時間と労力を、子供に費やしてあげることが出来ます。

 

ホテルでの過ごし方

 

医学部の前期試験は「記述試験」と「面接」がある為、前泊も含めると2泊以上になります。

旧帝大は「記述試験」が2日間にわたる為、「面接」も含めると合計3日間の受験期間になります。

 

  • 前泊の到着日の過ごし方
  • 受験前夜の過ごし方
  • 受験当日の過ごし方

 

前泊の到着日の過ごし方

 

娘2人とも、前泊をしました。

 

午後3時か4時頃に試験会場の最寄り駅に到着し、電車・バスなどの公共交通機関で会場まで下見に行きました。

 

当日は2人とも「タクシー」を使いましたが、雪などの悪天候に備えて公共交通機関での行き方を確認したのです。

そして受験会場の外観を見渡し、「いよいよだな~」と実感して帰って来ました。

早く終わって欲しいような、終わって欲しくないような…。

 

受験前夜の過ごし方

 

夕飯は長女は大学の「生協」の食堂で、次女はホテルで「ココイチカレー」をテイクアウトして食べました。

昨日までは食事には気を使ってきましたが、今日は「食べたいもの」「食べれるもの」を優先にしました。

その後コンビニで、翌日の「朝ご飯」と「お昼ご飯」のおにぎりの購入です。

それと、我が家で日課になっている「ティータイム」の飲み物とお菓子も。

夜、長女も次女も勉強は「ササッ」と目を通して、あとは少しテレビを付けてお喋りをしてました。

勉強をせずにテレビを付けるなんて、何年振りでしょうか。

もうここまで来たら、「開き直り」が私達の到着点になってました。(笑)

 

受験当日の過ごし方

 

朝ごはんのおにぎりを食べて身支度を終えたら、一緒に試験会場まで行きました。

「頑張って」と言って良いのか迷いましたが、「頑張ってね!」と口から出てました。(笑)

見送った後は、長女の時は「待合室」が解放されていたので、1日中「待合室」で待ちました。

 

ポイント
何かあったときに、すぐ対応出来るようにです。

 

次女の時はコロナ渦で、保護者は構内に立ち入れなかった為、ホテルに戻り夕方迎えにいくまで「部屋」で1日中待機です。

親としては、ただただ無事に受験出来ることだけを願っていました。

でも無事に受験を終えると、今度は「良い点が取れていますように」と願いが変わります。

勝手ですね。(笑)

 

ひとことメッセージ

 

受験前日の大切な宿泊です。

少しでも良い環境に整えてやりたいですよね。

そんな親御さんの想いが、子供達の頑張れる力になっていることでしょう。

アスリート達は良くこの言葉を残します。

「ここまで頑張れたのは、支えてくれた人達のおかげです」と。

受験の前日、一番緊張して不安な日に身近な人の支えがあるという経験が、子供達にとってこれからの人生の素晴らしい糧になるでしょう。

親にとっても、苦しい時です。

でも一緒に戦うからこそ、子供にとって発揮出来る力も倍増すると思います。

本田宗一郎にこんな言葉があります。

「絶体絶命に追い込まれた時に出る力が本当の力です」

今日まで頑張ってきた受験生の皆さん

翌日の受験日に、頑張ってきた力を発揮出来ますように!

頑張って下さい!応援しています!