「あきらめる」のはいつでも出来ます。だからこそ「頑張り」を続けるのに価値がある。
バスケットのマンガ「スラムダンク」に出てくる主人公の恩師の言葉にあきらめないことの大切さを伝えるシーンがあります。
有名なセリフですので、ご存じの方も多いかもしれませんが…。
我が家にもありますが(娘達は中学・高校・大学バスケ部に所属、2人ともキャプテン経験者)、8巻145ページにその言葉が載っています。
「あきらめない」ことの大切さ
主人公が「もうダメだ、勝てない・・・」そう思ってあきらめかけた時、のちに恩師になる安西先生が
と声を掛けます。
その言葉にハッとした主人公はもう一度立ち上がり…。
結果は・・・ご想像通り勿論「勝利!」です。
娘達もこの受験期の秋の成績は全然伸びませんでした。
前の記事にも書きましたが、今頃(受験期の秋)の判定は「E」ばかりでした。
でも結果、
成績はその後上昇し、地方の公立高校から国公立大学医学部に合格しました。
長女は成果が出始めるのが少し遅かった為(センター受験後浪人の春にかけて急上昇)、一浪して推薦での合格でした。
次女は11月頃の模試から少しずつ得点率が上がっていきましたが、結果が手元に届くのはしばらく経ってからなので、実感出来たのは共通テスト直前だったのです。
なぜ「あきらめなかった」のか
確かに頑張っているのに成績がなかなか伸びないのは「キツイ」ですよね。
という記事をみて納得しようとするも、「でも、いつまでかがめば良いんだよー!」「かがんだままで、まさかジャンプ無しとかはないよね?!」とか、沢山の不安でいっぱいになってました。
ですが、くじけそうになりながらも娘達は「あきらめる」ことだけはしませんでした。
後悔だけはしたくなかったからです。
ひたすら努力を続けました。
そうなんです
努力を継続してきたからこそ、「いまの自分」「これからの自分」の糧になるのです。
「スラムダンク」の主人公も娘達も、努力を積み重ねてきたからこそ、「あきらめない」ことの大切さが分かるのだと思います。
勿論、フィギュアスケートの羽生結弦選手の言葉のように
の時だってあるでしょう。
努力をしたからといって、必ずそれに見合う「成果」が出るとは限りません。
「努力の仕方」の重要性
そこで重要になってくるのが「努力の仕方」です。
私はこの受験期の秋に「蛍雪時代」という本を知って過去の分も取り寄せました。
受験生の成績の推移と体験談が載っているのですが、
- 本番までにやるべき事の全体を把握する
- そこから逆算して計画を立てる
- 今優先にすべきことを把握する
これらを反省して実行して成功した受験生の声が多く載っていました。
あと、長女から次女へのアドバイスです。
- 不正解の問題はその問題だけを解きなおすのではなく、その単元をもう一度復習すること
- 復習することによる「理解」の大切さを知ること
誰でも「結果」が良いと分かっていれば、「もっと頑張れるのに」って思いますよね。
でも「結果」が分からない方こそ「最後まで可能性を信じて頑張れる」という考え方もありませんか?
「その時」までにしてきた努力の全てが人生の糧になります。
子供も親も。
私も最後まであきらめずに皆さんの応援を続けます。